こんにちは、ブログを拝見頂きありがとうございます。
本日も、健康思考の高い皆様に、SICK予防ではなくhealth予防にむけたヒントや情報をお伝えしていきたいと思います!!
本日は、当院でも行っている、パーソナルトレーニング(運動療法)についてです なぜ、パーソナルトレーニング(運動療法)が必要なのか?? 人が痛みを訴えるケースはいろいろあります。 風邪をひいて頭痛がする、 下痢をしてお腹が痛い、 重いものをもって腰が痛い、 いろんな痛みの訴えがあります。 私たちが関わる痛みが圧倒的に運動器の痛みです。 運動機能症候群という言葉があるように、人は日常生活やスポーツ活動を行う中で、 カラダの使い方(動作不良)によって痛みを引き起こしているケースが多々あると感じます。 カラダの使い方(動作不良)が原因で引き起こされている痛みは、どんなものがあるでしょうか? 先日、地域のマラソン大会にサポートで参加した際、スポーツ障害でよくある鵞足炎や膝の痛みが多くみられたので、 鵞足炎について説明したいと思います。 鵞足炎は、縫工筋、薄筋、半腱様筋が付着する鵞足部に炎症や痛みを起こすものです。 これらの3つの筋肉が硬くなり、付着部に働く牽引ストレスや、付着部で筋肉や骨がこすれあうことによって起こると言われています。 そのため、一般的な対策としては局所の炎症を抑えるための物理療法(電気)、硬くなった筋肉を緩めるためのストレッチやマッサージが多いと思います。 もちろん、痛みを軽減する効果はありますが、スポーツを再開すると、同じ痛みが再開することがよくあります。 それは、縫工筋、薄筋、半腱様筋の硬さを改善しても、これらの筋が硬くなる原因がなくなったわけではありません。 これらの筋が硬くなる原因が、ランニング時の片脚接地したとき、昇降動作時(階段など)、痛い側の股関節の安定性がなくなっているために、 動作時に knee in (ニーイン)(膝が内側に入る動作)が起こり、鵞足部を構成する筋に負荷がかかることだとするなら、
knee in が起こらないように動作改善をしなければ、いつまでたっても痛みをなくす(完治する)ことはできないです。 すなわち、痛みの根本的原因が動作不良であるならば、動作不良を起こしている原因を機能解剖学的、関節運動学的にとらえ、 「動作を改善する」ことが本当の意味での治療となります。 1つの仮説として(原因はたくさんあります)鵞足炎の原因が、股関節の安定性に関与する中臀筋が弱いことが、 knee inという動作不良を起こしているとします。 中臀筋を鍛え、knee in という動作不良を正しい動作に改善することが、鵞足炎の治療となります。 そのためには、中臀筋を鍛える運動、そして正しいランニングフォーム、歩行、カラダの使い方覚える運動、 ですのでパーソナルトレーニング(運動療法)というものが必要となってきます。 階段時など、自分の膝を動きを気にしてみて下さい(^^)/ 負担がかかると、ニーインしてる人が多いです! 全ての痛みや症状には、原因がございます。 全ての人が日々行なっている「動作」を機能解剖学的、関節運動学的に理解し、 人が本来持っている運動機能(正しい動作)を取り戻すために、正しい運動療法を行うことが、 日常生活、運動で痛みに困っている多くの方々にサポートをすることが私たちの使命であり、健康寿命増進にもつががると確信しています。 当院では、 カラダをつくる食事から見直し(栄養学)を行い、 骨格を整えて(骨盤矯正)、 正しい動きを(パーソナルトレーニング) を実践していきます。